「スイングトレードで、月5万円くらいの副収入が作れたらいいな」
そんな軽い気持ちで始めた信用取引でしたが、現実はまったく甘くありませんでした。
結論からいうと、私は一度スイングトレードで大きく崩れ、2025年4月第1週に最大で約100万円(当時の評価額ベース)を超える含み損を抱えました。
さらに、追証寸前まで追い込まれました。
そして最終的に出した答えはシンプルです。
私には、スイングトレードは必要ありませんでした。
▶︎【実録】追証とは?仕組みと強制ロスカットの流れ|含み損100万円で分かったリスク
当時の目論見は「月5万円のお小遣い」
当時は、それまでのバリュー株投資から方向転換し、NISAとiDeCoによるインデックス積立と高配当株投資を中心に運用していました。
そこに加えて考えたのが、スイングトレードで月5万円の利益です。
短期で稼いだ利益を再投資すれば、効率よく資産が増えると思っていました。
しかし現実は違いました。
月5万円を安定して稼ぐのは想像以上に難しく、初めの頃は負けてばかりいましたが、スイングトレードや短期投資の書籍を10冊以上読み漁り、何とか利益が出始めた頃でした。
正直言うとすごく楽しかったのです。
当時のポジション
当時の保有は以下の通りです。
・日経225:約235万円
・三菱重工:約100万円
・SBIホールディングス:約80万円
・金融株(京都FG・三菱UFJなど):約40万円
合計で約450万円のポジションを、信用取引で持っていました。
今振り返ると、明らかに持ちすぎでした。
しかもレバレッジをかけていたため、下落時のダメージは非常に大きくなっていました。
ポジションが膨らんだ最大の原因は、利益が出ていたことで自分に過信が生まれていたことでした。
当時はスイングトレードである程度うまくいっており、「このまま続けていけるのではないか」という感覚がありました。
その結果、リスクを冷静に見るよりも、自分の判断を信じすぎて建玉が大きくなっていました。
今思えば、あの頃の私は実力以上に自信を持っており、うぬぼれがあったのだと思います。
最大の含み損は2025年4月第1週
相場が崩れたのは、2025年4月第1週(※日経急落局面)でした。
急落により、ポジションは一気に含み損へ転落。
その時の損失は、一時100万円を超えました。
さらに、追証まであと一歩という状態に追い込まれました。
もしもう一段下げていれば、強制ロスカットになっていた可能性もあります。
今だから正直に書けますが、この局面を切り抜けられたのは、私の売買判断が優れていたからではありません。
相場の反発に助けられた部分が大きく、あと一段下げが深ければ、強制ロスカットになっていてもおかしくありませんでした。
つまり私は、この経験で「耐え切った」のではなく、たまたま退場を免れただけでした。この事実を認めたことで、信用取引を続ける怖さを本気で理解しました。
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身体が悲鳴を上げた
このときのストレスは想像以上でした。
・胃の痛み
・食欲の低下
・原因不明の難聴のような症状
・仕事中も株価が気になる
・夜も落ち着かない
「そのうち戻るだろう」と思いたくて、根拠のない期待にすがっていました。
しかし実際には、投資で資産を増やすどころか、健康と日常を削っている状態でした。
ここで気づきました。
これは、自分に合っていない。
私を支えた本当の資産
そんな中でも冷静さを保てた理由があります。
それが、インデックス投資と高配当株でした。
短期売買とは別に続けていたこれらの資産は、安定して積み上がっていました。
そのとき思ったのが、
「ここまでしてスイングトレードをやる必要があるのか?」
ということです。
答えはシンプルでした。
必要ありませんでした。
なぜ私には向いていなかったのか
今回の経験でわかったのは、単に難しかったという話ではありません。
自分に向いていなかったということです。
理由ははっきりしています。
・損切りを機械的に実行できない
・含み損でメンタルが大きく揺れる
・短期の値動きに生活が影響される
この状態で続けるのは無理でした。
▶︎スイングトレードでうまくいかなかった理由|私が当てはまっていた共通点
結果はプラスでも、気持ちはマイナス
最終的には相場の回復もあり、ポジションはプラスで手仕舞いできました。
しかし残ったのは喜びではありません。
もうやりたくない、という感覚でした。
数十万円から100万円の利益のために、健康や日常を犠牲にする。
まったく割に合わないと感じました。
現在の投資スタイル
この経験をきっかけに、以下をやめました。
・信用取引
・スイングトレード
・レバレッジ運用
現在はシンプルに、
・新NISAでの積立投資(オルカン中心)
・高配当株投資(現物)
この形で運用しています。
※例外的にサンリオ株は現物で保有していますが、段階的に整理予定です。
結論:退場しないことが最優先
この経験以降、私は「自分に向かない投資はやらない」という基準を持つようになりました。
どれだけ期待値が高そうに見えても、生活・仕事・睡眠に悪影響が出る時点で、その手法は自分には合っていないと考えています。
投資は資産を増やすための手段であって、日常を壊してまで続けるものではありません。
私にとっては、信用取引やスイングトレードよりも、長期・分散・現物中心の運用の方が、無理なく続けられる方法でした。
スイングトレードは否定しません。
合う人には有効な手法です。
私のように以下に当てはまる場合は、慎重に考えた方がいいと感じています。
・含み損が気になって生活に影響が出る
・損切りが苦手
・投資で強いストレスを感じる
私はすべて当てはまっていました。
最終的にたどり着いた答えはこれです。
大きく勝つことより、退場しないこと。
そして、投資で人生を壊さないこと。
2025年4月第1週の含み損100万円と追証寸前の経験が、それを教えてくれました。
次にやるべきこと
もし同じように「短期売買がつらい」と感じているなら、無理に続ける必要はありません。
私が現在実践している投資方法は、こちらで詳しくまとめています。
→ オルカンとS&P500で迷ったら読む|私がオルカン中心にした理由
自分に合った方法で、無理なく続けることが最も重要だと感じています。



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